新型コロナウイルスが日本国内でも感染拡大期に入り、連日マスコミ報道でも大きく取り上げられています。厚生労働省では一般的な感染予防対策については公表していますが、未だ全容が明らかになっているわけではなく、クリーニング所における新型コロナウイルス対策についても発表されていません。

しかし、クリーニング事業者の皆様からのお問い合わせも日に日に多くなってきていることから、全国クリーニング生活衛生同業組合連合会(以下、全ク連)では、平成21年に発生した新型インフルエンザの際に全ク連・クリーニング綜合研究所の門脇武博所長(当時/北里大学名誉教授)が取りまとめた『クリーニング所の新型インフルエンザ対策について』をベースに留意点等を取りまとめ、今般公表しました。
クリーニング所における新型コロナウイルス対策について(第一報)
※令和2年2月20日現在の情報に基づき作成されています。その後の状況変化等を踏まえ、最新情報を加味しながらご対応ください。

平成21年当時の新型インフルエンザの際に適用された要件が全て今回の新型コロナウイルスに適用できるかは不明ですが、現状できる最低限の取り組みとしてご参考にしていただければ幸いです。
なお、本内容については、全ク連・クリーニングと公衆衛生に関する研究委員会の相澤好治先生(北里大学名誉教授)が監修されています。

〈参考〉
1: クリーニング所の新型インフルエンザ対策について (PDFデータ)/クリーニングと公衆衛生に関する研究委員会 編(平成21年4月作成)
2: 全国クリーニング生活衛生同業組合連合会ホームページ