一般社団法人クリーンライフ協会・需要拡大検討委員会では、クリーニング需要拡大を目的とした活動を推進しており、その一環として今般、コロナ禍が消費者のライフスタイルやクリーニング需要に与える影響について明らかにすべく、消費者意識調査「クリーニングサービスに関するアンケート2022~コロナ禍によるライフスタイルと意識・クリーニング需要の変化について~」を実施いたしました(2022年12月調査・回答者数1,655名)。

調査結果からは、消費者の清潔志向の高まりやクリーニングの利用実態およびクリーニング店への期待、「衣類を大切に、長持ちさせたい」という昨今のSDGsやサステナブルに通じる消費者心理など、近年の社会情勢の変化の影響を受けた消費者ニーズが明らかとなっております。
春の衣替えシーズンにむけて、ぜひ調査結果をご覧ください。

クリーニングサービスに関するアンケート2022
(「需要拡大検討委員会」中、「クリーニングサービスに関する消費者意識調査」の項目をご覧ください)

■調査結果のポイント

1.コロナ禍で消費者の76%が清潔志向へ
新型コロナウイルスの流行で消費者の48.8%は「清潔(衛生)への意識が高まった」。元から清潔好きという消費者と合わせると76.3%になり、3/4が清潔志向に。

2.「衣類を大切に、長持ちさせたい」、それが消費者の期待
直近1年間でクリーニング店に出した衣類は「コート・ジャケット類」と「ビジネス衣料」が30%台で最も多い。
クリーニング店に期待していることは「家庭洗濯できないものを洗いたい」、「家庭洗濯より清潔にしたい・長持ちさせたい」など、「衣類を大切に扱い、長持ちさせたい」意識が強い。

3.店選びの情報源は「ホームページ・ブログ」が1位 SNSの注目はLINE
参考にする情報源、情報発信に使用して欲しいメディアともに1位は「クリーニング店のホームページ・ブログ」で60%台。情報発信に関してはLINEへの注目も高い。
また、実際に利用した際の技術力やサービス、印象を重視している。
なお、クリーニング店の分かりにくい情報は、圧倒的に「料金」(59.6%)。