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需要拡大検討委員会

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需要拡大検討委員会はクリーニングに関連する団体・企業などが参画し、クリーニングの需要拡大を目的として活動しています。
これまでに、クリーニングに関する消費者調査や需要拡大および啓発ツールの作成などを行い、ホームページなどを通じて公表しています。

活動実績(一例)

  1. 除菌・消臭スプレーに関する実態調査(消費者アンケートおよび試験)/2018年度
  2. クリーニング啓発チラシの作成・データ配布/2019年度~2020年度
  3. クリーニングサービスに関する消費者意識調査/2022年度

 

除菌・消臭スプレーに関する実態調査

需要拡大検討委員会では、除菌・消臭スプレーに関する消費者アンケートと試験を行い、除菌・消臭スプレーの普及度や消費者の認識、除菌・消臭スプレーの効果などの実態を調査しました(2018年10月調査・回答者数1,550名)。

除菌・消臭スプレーは、その利便性から日常生活に定着している一方、使用することで衣類などに付着した汚れ自体も除去していると誤認している消費者が存在するという指摘もあります。
そこで、需要拡大検討委員会では除菌・消臭スプレーに関する消費者の意識を調査するとともに、除菌・消臭スプレーを使用し続けた場合に衣類に与える影響についても試験を行いました。

■調査結果のポイント

1.衣類の除菌・消臭スプレー使用の実態
・約7割がスプレーを使用→男性より女性の方が多く、20代が最多!!
・スプレーを使い始めたきっかけは「衣類の臭いが気になったから」が断トツ
・スプレーするのは ①衣類の臭いが気になる時 ②(衣類を着て)汗をかいた時
・スプレーする衣類は「コード・ダウン・ジャンパー類」が最多
・使わない理由のトップは「スプレーを使う必要性を感じないから」

2.衣類の除菌・消臭スプレーに関する意識
・過半数が、スプレーすると「汗などの見えない汚れが落ちると思う」
・汚れが落ちると思う最大の理由は「CMや広告で見たから」

3.衣類の除菌・消臭スプレーとクリーニング/洗濯
・[スプレーしている衣類]をクリーニング店に出す回数が減ったのは約3割
・着用シーズンが終わった衣類→約6割が「洗濯してから仕舞うことが多い」

消費者アンケートと試験の結果は以下のリンクよりご確認ください。

除菌・消臭スプレーに係る消費者アンケート 調査結果

除菌・消臭スプレーが衣類に与える影響 試験結果

 

クリーニングサービスに関する消費者意識調査

需要拡大検討委員会では、コロナ禍が消費者のライフスタイルやクリーニング需要に与える影響について明らかにすべく、消費者意識調査「クリーニングサービスに関するアンケート2022~コロナ禍によるライフスタイルと意識・クリーニング需要の変化について~」を実施いたしました(2022年12月調査・回答者数1,655名)。

調査結果からは、消費者の清潔志向の高まりやクリーニングの利用実態およびクリーニング店への期待、「衣類を大切に、長持ちさせたい」という昨今のSDGsやサステナブルに通じる消費者心理など、近年の社会情勢の変化の影響を受けた消費者ニーズが明らかとなっております。

■調査結果のポイント

1.コロナ禍で消費者の76%が清潔志向へ
新型コロナウイルスの流行で消費者の48.8%は「清潔(衛生)への意識が高まった」。元から清潔好きという消費者と合わせると76.3%になり、3/4が清潔志向に。

2.「衣類を大切に、長持ちさせたい」、それが消費者の期待
直近1年間でクリーニング店に出した衣類は「コート・ジャケット類」と「ビジネス衣料」が30%台で最も多い。
クリーニング店に期待していることは「家庭洗濯できないものを洗いたい」、「家庭洗濯より清潔にしたい・長持ちさせたい」など、「衣類を大切に扱い、長持ちさせたい」意識が強い。

3.店選びの情報源は「ホームページ・ブログ」が1位 SNSの注目はLINE
参考にする情報源、情報発信に使用して欲しいメディアともに1位は「クリーニング店のホームページ・ブログ」で60%台。情報発信に関してはLINEへの注目も高い。
また、実際に利用した際の技術力やサービス、印象を重視している。
なお、クリーニング店の分かりにくい情報は、圧倒的に「料金」(59.6%)。

消費者意識調査の結果は、以下のリンクよりご覧ください。

クリーニングサービスに関するアンケート2022 調査結果

 

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