令和6年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

コロナ禍を脱したものの、クリーニング業界を取り巻く環境は大変厳しい状態が続いております。お客様の嗜好の変化や、世界紛争等による石油製品の値上げ、最低賃金の上昇と共に雇用難など様々な要因が組み合わさり、クリーニング事業者として、接客、クリーニング品質の追求、サービスの提供の在り方、店舗スタッフの確保など、多岐にわたった対応が必然となってきております。

クリーンライフ協会では、組織の理念であるクリーニング業界に係る団体や企業の横断的協力を活かして対応してまいりました。

例えば、外国人技能実習第2号職種認可は最終段階に来ております。加えてクリーニング師試験の全国統一化も引き続き傾注してまいる所存です。

さらに、令和5年からは全国クリーニング生活衛生同業組合連合会と共同でクリーニング業界の脱炭素社会実現にむけた取組み「クリーニング×カーボンニュートラル プロジェクト」を始動いたしました。

この他にも、8月に開催された第23回JAPANドラッグストアショーへの出展や、今年2月に開催のクリーニング産業総合展2024の共同開催を通じて業界の振興や消費者PRに取り組んでまいります。

これからもクリーニング業界の発展と大同団結のため尽力してまいりますので、皆様の一層のご理解、ご協力をお願い申し上げ、新春のご挨拶とさせていただきます。

一般社団法人クリーンライフ協会
会長 髙木 健志