コートやジャケットの内側についている裏地、今回はこの「裏地の役割」について紹介します。
裏地の役割は大きく3つに分けられます。
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着心地
表地の裏側にある縫い代やポケット、芯地などを裏地で被うことですべりやすくなります。それによって着脱しやすく、着用時に身体を動かしやすく、まつわりつかないようになります。また、保温性や吸湿性のある裏地を使用することで快適性を高めることもできます。
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形態安定性
表地が柔らかい生地の場合、張りのある裏地と組み合わせることできれいなシルエットを保つことができます。また、着用や洗濯による型崩れを防ぐ効果もあります。
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外観
表地が透ける生地の場合、透けを防ぐことができます。また、表地と異なる色や柄の裏地を使うことでデザイン効果を出すこともできます。鮮やかな色や柄の裏地が見えるとおしゃれです。
このように裏地は目立たない存在ですが、心地よく衣服を着用するためにいろいろな役割があるのです。