一般家庭用クリーニング作業の技能実習評価試験に関する情報
2025年3月7日に、「外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律施行規則」の一部改正により、クリーニング職種一般家庭用クリーニング作業が技能実習2号移行対象職種・作業に指定されました。
当協会は、技能実習評価試験の実施者(試験実施機関)に指定され、クリーニング職種一般家庭用クリーニング作業の外国人技能実習生を対象とした、技能実習評価試験を実施しております。
なお、受検にあたり当協会が認定する一般家庭用クリーニング作業における外国人技能実習生受入れ適合事業所の認定を受けた事業所で実習を行っている事が必要で、試験実施日の調整、受検申請の手続き等で1か月程度必要ですので、受検を希望される場合は早めにご連絡ください。
外国人技能実習制度についての詳細は以下のサイトをご参照ください。
■厚生労働省(外部サイト)
外国人技能実習制度について |厚生労働省
■技能実習計画審査基準・技能実習実施計画書モデル例・技能実習評価試験試験基準
・一般家庭用クリーニング作業は7.その他(21職種39作業)内の7-14-2にあります。
■外国人技能実習機構
外国人技能実習機構
受検申請の前に
受検する実習生は、当協会が認定する一般家庭用クリーニング作業における外国人技能実習生受入れ適合事業所の認定を行けた事業所で実習を行っている事を確認ください。
該当しない場合は評価試験を受ける事はできません。
また、認定事業所は上記の厚生労働省の技能実習計画審査基準・技能実習実施計画書モデル例・技能実習評価試験試験基準にある一般家庭用クリーニング作業での「審査基準」に沿った実習が行える事業所である事が必要です。
一般家庭用クリーニング作業における外国人技能実習生受入れ適合事業所の認定申請の概要
一般家庭用クリーニング作業技能実習評価試験の手続きの流れ
一般家庭用クリーニング作業技能実習評価試験の概要
◆受検資格
初 級:一般家庭用クリーニング作業に関して、6ヶ月以上の実務経験を有する者
専門級:一般家庭用クリーニング作業に関して、24ヶ月以上の実務経験を有する者
※実務の経験は一般家庭用クリーニング作業における外国人技能実習生受入れ適合事業所の認定を受けた事業所での実習をいいます。
◆試験科目及びその範囲
試験科目及びその範囲は、技能実習評価試験の試験科目及びその範囲並びにその細目(試験基準)において、初級及び専門級の「試験基準」がそれぞれ定められています。
試験開始初年度のため、過去の学科試験問題はありません。初級学科試験問題の①サンプルを参考にしてください。
◆実技試験問題
初級実技試験問題
試験課題 | 初級実技試験内容 (※実技試験は家庭用アイロンとアイロン台での作業です) |
試験時間 | |
1 | ワイシャツの機械仕上げ後の手直し | ワイシャツの手直し作業のポイントである 襟・前立て・カフスを仕上げることができること | 15分 |
2 | スラックスの機械仕上げ後の手直し | スラックスの手直し作業のポイントである両足を仕上げることができること | 20分 |
3 | 上着の機械仕上げ後の手直し | 上着の手直し作業のポイントであるラペル(襟)・フラップ(ポケット)にアイロンをかけることができること | 10分 |
4 | ワイシャツ・スラックス・上着の検品 | 各アイテムの検品の箇所を把握できていること | 10分 |
5 | 安全衛生 | ドライ機溶剤の補充時の把握ができていること | 5分 |
専門級実技試験問題 準備中
◆学科試験問題
専門級学科試験問題 準備中
◆試験の方法と合格基準
【1】初級試験
(1)学科試験(必須)
① 日本語表記 ひらがな分ち書き+ヘボン式ローマ字
② 解答方式 真偽法(○×式)
③ 問題数 20問
④ 試験時間 60分
(2)実技試験(必須)
① 作業試験+判断等試験
② 試験時間 60分
(3)合格基準
① 学科試験 65点以上の得点
② 実技試験 60点以上の得点
ただし、実技試験の作業試験と判断等試験のいずれかの得点が40%未満の場合は不合格とします
【2】専門級試験
(1)学科試験
① 日本語表記 漢字かな交じり+漢字にルビをふる
② 解答方式 真偽法(○×式)
③ 問題数 30問
④ 試験時間 60分
(2)実技試験(必須)
① 作業試験+判断等試験
② 試験時間 60分
(3)合格基準
① 学科試験 65点以上の得点
② 実技試験 60点以上の得点
ただし、実技試験の作業試験と判断等試験のいずれかの得点が40%未満の場合は不合格とします
※受検者個別の回答内容など、採点結果は非公開です
※試験結果等は、監理団体へ送付します
※合格者には当協会会長名の合格証書を交付します
【3】不合格者の再試験
不合格(学科試験、実技試験のいずれか一方、もしくは両方)の場合、再試験は1回のみ受検が可能です。改めて外国人技能実習機構に申請して、当協会に受検料の納付と申請書の提出が必要です。
なお、一般家庭用クリーニング作業の技能実習3号はありませんので、専門級の試験の合否にかかわらず実習は終了します。
◆試験会場
当分の間は集合試験で実施します。
集合試験は、当協会が指定する事業所など
出張試験は、実習実施者の事業所など
◆試験実施日
集合試験:具体的な実施日は3ヶ月前までに公表しますが、当分の間は随時公表します。
◆受検手数料
等 級 | 学科試験 | 実技試験 | 合計 |
初 級 | 15,400円 | 27,500円 | 42,900円 |
専門級 | 15,400円 | 33,000円 | 48,400円 |
1.受検手数料は一人当たりの料金で消費税込みの金額です。
2.受検手数料は、協会から監理団体宛てに送付する「受検手数料請求書」の到着後に速やかに銀行振り込みにより払込み、振込内訳書を受検申請書に同封して送付してください。
受検手数料振込内訳書 > Excel・PDF
3.受検手数料の振込手数料は、受検申請者の負担でお願いします。
4.再試験の受検手数料も上記金額と同じです。
5.受検手数料は以下の場合を除き返却いたしません。
*受験申請書が受理できないと認められた場合
*当協会の責めに帰すべき理由がある場合
*自然災害などにより、試験が実施できない場合(代替の試験が実施された場合を除く)
6.出張試験の場合は、別途試験監督者の交通費などをご負担頂きます。
◆受検申請書・受検票
外国人技能実習機構の試験手続き支援サイトに入力後に、当協会より送付された受検申請書、受検票もしくは受検申請書、受検票の書式(word)をダウンロードして、所要事項を入力、記入し、写真を貼付けて、受検者のパスポートの写し(A4)、受検手数料振込内訳書を協会事務局へお送りください。
≪初級用≫
≪専門級用≫
専門級受検申請書 準備中
専門級受検票 準備中
受検申請の手続き
一般家庭用クリーニング作業技能実習評価試験の手続きの流れ
当協会が実施する技能実習評価試験の受検には、実習実施者は当協会が認定する一般家庭用クリーニング作業における外国人技能実習生受入れ適合事業所の認定を行けた事業所で実習を行っている事が必要です。
該当しない場合は評価試験を受ける事はできません。
1.申請書の提出
① 受検申請は、外国人技能実習機構へ受検申請に関する手続きをしてください。
② 受検者情報を閲覧し、実習実施者がクリーライフ協会工場認定制度の認定工場である事の確認
③ 受検申請書、受検票と受検料請求書を送付します。
④ 受検手数料の振込と受検申請書などの送付
受検申請書と受検票に記入、写真、申請書には在留カードの貼付けをして下記の書類を同封してクリーンライフ協会事務局へ送付ください。
同封書類:受検者のパスポートの写し(A4)
受検手数料振込内訳書
⑤ 受付済みの受検票を送付します。
2.申込先
一般社団法人 クリーンライフ協会 事務局あて
〒140-0004 東京都品川区南品川4-4-4 TSビル4階 電話03-5843-4303
3.申込期限
試験実施日の1ヶ月前まで
4.受検手数料
受検手数料は上記を確認ください。
外国人技能実習機構へ受検申請に基づき申請書に同封して請求書をお送りします。
指定口座にお振込みください。
<口座>
三菱UFJ銀行 四谷支店(051)普通口座 0462909
一般社団法人クリーンライフ協会 技能実習試験事業
※受検手数料の振込手数料は、受検申請者の負担でお願いします。
5.申込に不備がない事および入金確認後に正式に受付になります。
受検者が当日用意(持参)するもの
- 受検票
- パスポート
- 在留カード
- 筆記用具(鉛筆又はシャープペンシル、消しゴム)
- 実技作業に適する服装
- 実技試験で準備するもの
≪初級試験≫
- ワイシャツ(綿100%・大人用・ランドリー洗浄・脱水・自然乾燥した物)
- 上着(ウール100%・大人用・ドライクリーニング洗浄・脱液・乾燥した物)
- スラックス(ウール100%・大人用・ドライクリーニング洗浄・脱液・乾燥した物)
≪専門級試験≫
- ワイシャツ(綿100%・大人用・ランドリー洗浄・脱水・自然乾燥・糊付けした物)
- 上着(ポリエステル素材もしくはウール素材、ウェットクリーニングもしくはドライクリーニングが表示された物)
- スラックス(ウール素材・大人用・ウェットクリーニング洗浄・脱液・乾燥した物)
受検後の連絡
試験実施後に合否を通知し、合格証書を交付します。